こぼす高3女子「複雑な問題多い」…プレテスト

読売新聞

 大学入試センター試験に代わって2021年1月に始まる「大学入学共通テスト」に向けた試行調査(プレテスト)が10日始まり、国語や英語、世界史などが行われた。昨年11月に続き2回目の今回は、運営体制などを確認するため、2日間の日程で本番と同様に大学など延べ528校が会場となり、同1851校の高校2、3年生約8万4000人がテストに臨んだ。

 テストを受けた生徒からは、記述式問題の自己採点に対する不安が聞かれた。

 「正答の条件にあいまいな内容があった。これでは自己採点がやりにくい」

 東京大駒場キャンパスで受けた東京都内の私立高3年の女子(17)はこう訴えた。別の私立高2年の女子(16)も「自分ではつい甘く評価してしまう。実際はどれほど厳しく採点されるのか、不安です」と漏らした。

 入試センターは今回、問題の量を減らして難易度も下げたとしているが、センター試験や模擬試験との質、量の違いを指摘する声もあった。

 都立高2年の男子(16)は「国語の記述式問題は模試でも経験しているが、プレテストは問題の量が多くギリギリまでかかった」と疲れた表情で語った。私立高3年の女子(17)も「英語は長文が多く最後まで解けなかった。複数の資料の読み比べなど複雑な問題が多く、センター試験対策では通用しなかった」とこぼした。